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affectとeffectの違いを知って使い分けてみよう

影響という意味を持つ単語としてeffectはよく知られていますが、少し英語の勉強をするとaffectもそうだという認識を持つようになるでしょう。どちらも様々なシーンで用いられる単語なのできちんと使い分けられるようになるのが大切です。意味や用法などの違いを理解して、どのようなシーンでも間違えずに使えるようになりましょう。

目次

使い分けのポイントは二つある

affectとeffectは意味だけでなくスペリングも似ているので混同してしまいがちですが、明確な使い分けをするのは実はあまり難しくありません。affectは影響するという意味の動詞で使用されるのに対し、effectは影響、効果、結果という意味合いの名詞として用いられるのが通例です。effectも動詞として、〜という結果をもたらす、影響を与えるという意味で使うこともできないわけではありませんが、意図して使われるケースを除くとほとんど使われないのが実態です。そのため、使い分けのポイントとしてaffectは動詞、effectは名詞として使うということを押さえておくのがまず適切でしょう。

影響するという意味で使うときにも用法の違いを理解しておけば問題ありません。彼女の声はインフルエンザのひどい影響を受けてしまったという意味の表現をしてみましょう。affectを使う場合には、Her voice was severely affected by the flu.と表現することが可能です。このように受け身形でよく用いられるということも覚えておくと良いでしょう。effectで表現する場合には、The flu had a severe effect on her voice.とすれば同じ意味合いになります。動詞的に使う場合にはhave an effect on〜という表現を使えるので覚えておくと便利です。

もう一つの使い分けのポイントとして、微妙なニュアンスの違いを理解しておくことが挙げられます。effectは結果という意味合いが強く、何が影響したことによって何がもたらされたのかが注目されるのが特徴です。それに対して、affectは影響すること自体に視点が置かれるのが通例です。そのため、先ほどの例文ではaffectを使うとインフルエンザに冒されていることが話題の中心になり、effectを使うと彼女の声がひどくなってしまったこと、あるいは悪影響を与えたのがインフルエンザだということが中心になります。

用法とニュアンスを理解して使い分けよう

affectは動詞として用いるのに対し、effectは名詞として使うのが基本です。表現方法として影響するという意味を持たせるときにもeffectは動詞として使ってhave an effect on〜という表現をします。また、affectは影響することそのものに主眼が置かれるのに対し、effectは影響の原因と結果が話題の中心になるという特徴があることも覚えておくと使い分けをしやすいでしょう。

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