英語通信教育コラム

trip、travel、journeyの違いと正しい使い分けとは?

trip、travel、journeyの3つの単語は、日本語で「旅」や「旅行」と訳されます。日本語の「旅」や「旅行」が、使い方によってそれぞれに意味合いやニュアンスが違うように、trip、travel、journeyにも違いがあります。どれも身近に感じられるポピュラーな単語ですが、正しく使い分けていますか?どのような場合に、どの単語を使うのが的確なのかを考えてみましょう。

目次

tripの意味は?

まず、「trip」は名詞であることを知っておいてください。「trip」は動詞として使うと、「つまづく」という意味になりますので気をつけてください。他にも、「幻覚を見た」というときにも使います。「trip」を「旅」や「旅行」と訳すことは問題ありません。通常の英文では「短めの旅行」「期間が決まっている旅行」「目的のある旅行」といった場合に使われています。例えば「修学旅行」は「school trip」、「出張」は「business trip」という具合に使用します。目的がレジャーである一般的な旅行ならば、ただの「trip」でOKです。例文をあげると「沖縄に旅行してくるよ」は「I’m going to take a trip to Okinawa.」になります。宿泊を伴わなくても使います。「field trip」は遠足や野外学習を意味します。

travelの意味は?

次に「travel」の持つ意味合いやニュアンスについて説明します。「travel」は大きなくくりでの「旅行」や「旅」を表したい時に使います。例えば「僕の趣味は旅行です」と言いたいときには「My hobby is to travel.」というように「travel」を使用するのが正しいです。「travel」は名詞、動詞のどちらでも使いますが、名詞として使用するときは単独ではなく他の名詞を修飾する場合が多いです。「旅行代理店」を「travel agency」、「旅支度」を「travel preparation」といいます。補足ですが、動詞としての「travel」には、「旅行」以外にも「移動する」や「セールス活動をする」などの意味を持ちます。

journeyの意味は?

最後に「journey」の使い分けですが、「旅行」よりは「旅」という感じです。移動やレジャーを楽しんだりするの「旅行」とは違い、精神的な成長とかその過程に用いられることが多いです。明確な目的があるわけではない旅、放浪に近いニュアンスといったらわかりやすいでしょうか。期限を決めずにふらっと旅にでる時には「journey」です。象徴的な使い方もされます。例えば「人生とは旅である」といいたい場合は「Life is a journey.」のように「journey」を使います。

例文にあてはめて違いを使い分けてみる

他にも「tour」が、旅行と訳されることがありますが、「tour」は「一周する」や「目的地をめぐる旅行」を意味します。それぞれの大まかな意味合いを理解しておけば、正しい使い分けができます。その使い分けがどうしても理解できない人は、辞書などで例文を調べてあてはめてみましょう。「trip」は1週間以内の目的がある短い旅行、「journey」は精神的な旅や過程だと覚えておくと便利です。

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