英語を大人が学んでいくときに選択肢としてあがるのが通信教育です。時間がない社会人に通信教育はピッタリですが挫折する人も多いのは何故でしょうか。今回は失敗しやすい通信教育の傾向、おススメの通信教育について紹介します。
目次
通信教育選びで一番大事なこと
通信教育を選ぶときに一番重要なことは商品の内容ではありません。自分が何のために英語を勉強し直していくのか確認しておくことが重要です。通信教育といっても幅広い内容の英語教材があります。
英会話に特化しているもの、英文法、単語、中学英語、高校英語、TOEICで高得点を取得するためのものなど。ゴールが違えば進んでいくやり方も全く違うので、あなたが将来どのように英語を使いたいかを一番最初に見極めましょう。
英語をやり直すなら英会話に行かない方が良い
英語を使えるようになりたいと思ったとき英会話スクールも候補になっていませんか？単語や文章の作り方が分からないのに英会話スクールに行っても正確な聞き取りもできず、相手が伝えたい言葉の意味すら分からず挫折してしまいます。
また英会話スクールは退会させないように毎回の授業内容が中途半端に終わることが多く、費用がかさんでしまいます。その点、通信教育は期間がきちんと決められているため余計な費用もかかりません。
どうしても英会話スクールに通いたいのであれば英語の文法やリーディング単語もかなりの数を覚えてしまって実力があると思える状態になってから通いましょう。
通信教育のメリット
通信教育のメリットはいくつかあります。
1、意外と安い
英会話スクールは月額サービスですが、通信教育は購入してしまえばいつでも受講が可能です。保存しておけばいつでも自分の好きなペースで勉強ができるのもメリットです。
2、音声が中心になっている
通信教育は小中学の頃のベネッセの進研ゼミのようなドリル形式のイメージが強いですが、実は音声コンテンツがメインになっています。ヒアリングの練習にも使える為、スマホなどにダウンロードすれば通勤中、帰宅してお風呂の時間、睡眠前の布団に横たわっている時間などに勉強することが可能です。
3、達成感が味わえる
1講座の学習内容が少ないため、時間がない大人でも毎回達成感が味わえます。達成感は勉強のモチベーションを継続させるために重要なので英語の勉強をしていくうえでかなりのメリットです。
通信教育で失敗する教材の傾向
通信教育の中でも挫折しやすい教材の傾向があります。
1、聞き流す系の教材
CMでもよく流れている【聞くだけで英語が喋れるようになる】という教材は挫折しやすい割に値段も高めです。ヒアリングが出来るようになっても使われている単語や文法の形式をわかっていないとどんな事を言いたいのかがわかりません。実力がついてヒアリングをもっと上達したいというときに利用していきましょう。
2、金額が高すぎるもの
オプション販売やステップアップ形式のものは最初の安いコースだと基礎の基礎しか取り扱っていないことが多いです。総額でいくらになるのかきちんと把握して購入していきましょう。
3、楽して英語が取得できる系の教材
今まで紹介してきましたが、英語は楽して習得できるわけではありません。日本語を喋れるようになるときも練習してきたように、英語も練習したり単語を覚えなければ使えることはありません。楽して取得できると思って教材を購入した時ほど自分が思っている【簡単な作業】とのギャップに耐え切れず挫折してしまいます。
おすすめの通信教育
通信教育の中でもおすすめしたいのは、アルクのヒアリングマラソンです。ヒアリングマラソンは教材の中で使用しているツールが小説や漫画、インタビューなど様々な形式を使っているため飽きずに勉強を進めていくことができます。
作業にかかる目安時間もテキストに書かれているので、取り組める隙間時間を見つけて虫食いでも作業がしやすいので社会人におすすめなのです。
