英語を読むことはできても、外国人と話してみると通じないという経験をした人は多いでしょう。ネイティブのようなイントネーションは、子供の頃から外国に住んだり、長期留学しなければ無理だと身につけられないと思われがちですが、独学でも英語のイントネーションを身につけることはできます。そこで、英語のイントネーションの習得方法をご紹介しましょう。
目次
シャドーイングする
英語のイントネーションを習得するためには、とにかく真似をするのが一番です。シャドーイングとは、ネイティブが話したフレーズを、そのまま声に出して話すイントネーションの習得方法です。英語の教材を使うのもありですが、おすすめはアメリカやイギリスのドラマや映画のシャドーイングです。好きな俳優が出演している作品や話題作など、自分が興味がある内容の方がシャドーイングをするモチベーションも上がります。
アメリカのシットコムは、普段の何気ない日常生活を題材にしたコメディが多いため、イントネーションだけでなく日常生活でよく使われるフレーズなども覚えられ一石二鳥です。繰り返しシャドーイングすることで、発音の仕方や抑揚のつけ方も解ってくるでしょう。おすすめのシットコムは、「FRIENDS」、「BIG BANG THEORY」などがあげられます。また、シットコムのシャドーイングに慣れてきたら、法廷ものやミステリーなど難しい題材の映画に挑戦してみるのも良いでしょう。
スマホを活用する
シャドーイングで英語のイントネーションを身につけたら、スマホを活用してチェックしてみることも大切です。スマホには音声検索がありますが、習得した英語のフレーズを発音して正しくウィンドウに表示されるか確認してみましょう。また、iPhoneを使っているなら、音声認識機能を活用するのがおすすめです。自分が話した言葉がテキスト化されるので、正しい英語が話せているかチェックすることができます。短文でも長文でもOKなので、シットコムで覚えた長台詞を話してみるのもよいですね。
正しくテキスト化されなかったワードは、きちんと発音できていないという事なので、もう一度シャドーイングをして正しい発音ができるように練習しましょう。
繰り返し発音することで習得できる
英語のイントネーションは、繰り返しシャドーイングすることで習得できます。赤ちゃんが言語を学ぶのも、お父さんやお母さんの言葉を真似することから始めます。自分が好きなドラマや映画を使えば楽しくシャドーイングできるので、飽きることなく続けられるでしょう。短期間で習得しようとせず、毎日コツコツと積み重ねていくことが大切です。