参考書ばかり使った英語の勉強で苦労するのがアクセントです。参考書は英文法などを学ぶにはちょうどいいですが、リスニング・スピーキングになると話が違います。英単語を知っていても、実際の英語をリスニングすると、アクセントが思っていたのと違って聞き取れないということもありえます。今回は、手軽にできる英語のアクセントの覚え方を紹介します。
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英語の正しいアクセントを聞く方法は身近にある
単語帳なのではアクセントのつけ方が書かれていますが、英語のアクセントを覚えるには、実際に自分の耳で聞くのが一番です。もし電子辞書をもっているなら、発音機能を使ってアクセントを確かめましょう。一度発音を聞いたあとは、同じようにアクセントをつけて発音を真似てください。発音するときは、大きな声ではっきりと言うようにしましょう。電子辞書がないという場合も安心してください。そんなときはグーグルやネット上の英語辞典を利用しましょう。グーグルで英単語を検索すると、検索結果のトップに単語が出てきます。その右下にスピーカーマークがあり、それをクリックすると発音が聞けるのです。
有名な英和辞典サイト「Weblio英和辞典」でも、単語の発音を確認することができるので利用する価値はあります。耳で聞いた発音を、自分の口で発するのがアクセントの一番の覚え方です。正しい発音を聞いて声に出すという練習を繰り返すことで、正しいアクセントが身についていくのです。
アクセントのパターンを把握しよう
やみくもに単語の発音を繰り返すよりも、アクセントのルールを頭に入れておいたほうが覚えも早くなります。英語のアクセントには規則性があります。たとえば、~ic、~tion、~ity、~ageなどで終わる英単語は、これらの直前の音節がアクセントの位置になります。また、~eer、~ee、~oonなどで終わる単語は、その箇所にアクセントがきます。この他にも、英語のアクセントには決まりがあり、このツボを押さえておけば、英語のアクセントの予想がつくようになるのです。
一単語ずつではなくて文章全体のアクセントを覚えるのも大切
単語のアクセントを覚えたあとは、長文の朗読にチャレンジしてみましょう。一つずつの単語のアクセントが完璧でも、英文にしたときによどみなくアクセントができないと意味がありません。英文を読むときは、単語一つずつのアクセントに注意を払いながら、大げさに読むようにしましょう。ゆっくりでもいいので、正確に強弱をつけることで、英文で読んだ時でも正しいアクセントができるようになるのです。
自分で発音して正しいアクセントを覚えよう
身体で覚えるという言葉がありますが、英語の発音でも、口を動かすことで正しいアクセントが身につきます。やはり言語は黙読だけで正確な発音が身につくほど甘く、声に出すことが大切になるのです。英語のアクセントの規則を頭に置きながら、電子辞書やグーグル、ネット上の和英辞典をお手本にして、発音の練習をしていきましょう。