英語通信教育コラム

see・watch・look・view「見る」の意味の違いと使い分けは?

see・look・watch・viewはすべて「見る」という意味ですが、それぞれ微妙にニュアンスが違います。厳密に「これを使わなければ意味が通らない」という状況は少ないのですが、違いを知っておけば自分が言い表したいシチュエーションに合わせた言い回しができるようになります。英語の感覚を掴むためにも積極的に使い分けていきましょう。

無意識に目に入る「see」

4つの「見る」のうち、「see」は「無意識のうちに目に入ってくる」という状況で使います。自分から見ようとした訳ではなく、自然と目に入ってきたときです。分かりやすいのは道案内でしょう。目印になるものは歩いていたら勝手に視界に入ってくるので、道案内では基本的に「see」を使います。「You will see the station on your left.」で「左手に駅が見えます」となります。「(勝手に目に入ってきたものが何なのか)認識する」と考えると分かりやすいかもしれません。そのため、「I see.」で「分かりました(認識しました)」という言い回しもよく使われます。

動いているものを注視する「watch」

無意識に見る「see」とは違い、「watch」は「意識的に、変化のあるものや動いているものに注視する」という意味で使います。「テレビを見る」は「I watch the TV.」です。テレビそのものはもちろん動いたりしませんが、コロコロと変わる画面を見ることになるのでここでは「watch」を使います。スポーツ観戦や観劇なども同様です。また「Watch out!」で「気を付けろ(周囲をしっかり見ろ)」という意味になります。

「look」と「view」はよく似ている?

「look」は「watch」とよく似ていて、こちらも何かを意識的に見る時に使う単語です。微妙な違いですが、「look」には「視線をそちらに向ける」「顔をそちらに動かす」という意味合いが強くなります。撮影などで「カメラを見てください」というときは「Please look at the camera.」となり、意識して視線をカメラに向けてくれ、という意味合いが強くなります。また「look」は自動詞なので「at」などの前置詞とセットで使うことを覚えておきましょう。最後の「view」は「興味を持って眺める」という意味合いになります。観光などできれいな景色や景観を眺めるときなどに使います。見物するというニュアンスもあるので、祭りやパレードなどを見るときも「view」を使いましょう。

各単語の感覚を掴もう

see・watch・look・viewは全て「見る」という意味ですが、それぞれ示す動作が微妙に異なります。大切なのは丸暗記することではなく、それぞれの単語が持つ微妙な違いを理解することです。そうすれば自分が言いたいことを正しく相手に伝えられますし、逆に相手が言いたいことをしっかり理解することができるようになります。まずはそこから押さえていきましょう。

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