英語通信教育コラム

heartやmindやspiritやsoul、違いと使い分けは?

日本語の特徴として挙げられるのが、漢字と熟語の存在です。漢字一文字と熟語には多種多様な意味合いが込められており、幅広いニュアンスを一語で表現出来ます。その反面、英単語が漢字一文字や二文字熟語で和訳されると、元々存在していた英語のニュアンスが把握し難くなります。独学で英語を学ぶためには、大雑把に漢字と熟語に頼った理解はせず、細かい英単語の意味合いに気を付けたいところです。

heartとmindにはどういった違いがあるのでしょうか?

heartやmindやspiritやsoul、和訳すると心や精神や感情といった意味合いになる英単語です。ニュアンスは似通っており、意味の違いや使い分けが少し難しい代表的な単語たちです。

heartはハートを意味する英単語であり、トランプの絵柄や心臓を示します。会話の中では個人の感情や心の動きを表す意味合いで活用されるので要注意です。日本語でいうところの喜怒哀楽に由来する心の変化や揺れ動きを示す際に使われるのがheartの特徴です。素直な心の変化や楽しい気持ちや哀しい思いを相手に伝える際はこの英単語です。

mindですが、この英単語は頭脳や知識によって導き出された精神の活動を表します。感覚的な気持ちというよりも、どちらかと言えば思考を経て冷静に判断もしくは解釈された気持ちや心の動きを指し示す英単語です。精神面の活動を幅広くmindで表現することもあり、カードゲームで戦略を立てる際の思考、哲学的な問題を考える時の行為なども、その一語で表されます。

spiritとsoulは似た意味合いに感じやすいですが、実際は使い分けが必要です

spiritは元々魂や妖精や魂や精霊などを示す英単語です。そのため、ビジネスシーンや日常会話においては、あまり使われる英単語ではありません。物理的な存在を超越した存在を総じてspiritと表現する事が多く、日本語でもしばしば見られるメタファー表現として、稀に会話で登場します。「野球選手にとってバットは魂のような物だ」や「ジョギングは私の生活において、心のような存在だ」といった風にspiritは大事な信念を表す比喩的表現で使われやすいです。

soulはspiritと混同されやすい英単語で使い分けはよく理解しなければなりません。霊的な存在を幅広く総称するspiritとは違い、soulはbodyに対する対義語として存在しています。そのため、あくまで肉体と関連する表現となり、抽象的に気持ちを表現できるspiritとは根本的に違います。soulは「私の体は老いたが、気持ちはまだまだ現役だ」や「連日連夜のハードワークで私の精神は限界ぎりぎりだ」といった風に、具体的な肉体の状態があった上で、そこから派生する精神的な気持ちや思いを表現するために、soulは活用されるのです。

個人の気持ちや心、精神を示す英単語は多々ありますが、微妙に意味合いが違います

heartやmindやspiritやsoul、いずれもカタカナ表記ではありますが、日本国内では非常にメジャーな英語です。大まかに心の動きや精神を示す言葉として日本人の間では使われていますが、英語圏では非常に細かく使い分けられています。独学で英語を学ぶためには、そういった細かい感覚的な部分にも注意して、それぞれの英単語の本質的なニュアンスを汲み取りましょう。

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