英語力を身に付けたいけど、日本人が多い地域はできれば避けたいという人におすすめの留学先といえばフィリピンです。世界各国から留学生が集まるので、語学力を身に付けるのには最適な地域といえます。ただ、フィリピンに留学をするにしても、どこを選んだらよいのかわからないという人もいるでしょう。そんな人にフィリピン留学でおすすめの地域と時期を紹介します。
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フィリピンで語学留学をするなら、何を基準に選ぶ?
留学先を選ぶポイントといえるのが、生活のしやすさです。治安の良さだけでなく、交通アクセスやスーパーマーケットやショッピングモールに行きやすいかというのも重要です。フィリピンは1年中温かい国として知られていますが、5月~6月にかけては湿気も多くなるため、かなり蒸し暑くなります。雨季と乾季がわかれている地域では、ゲリラ豪雨も発生します。地域によって気温差もあるので、滞在する場所や季節によっては生活しにくく感じるかもしれません。フィリピンというとダイビングスポットも多いため、きれいな海の近くで勉強したいという人もいるでしょう。留学とは、遊びに行くのではなく、勉強するのが目的です。滞在地域は、知名度だけでなく英語が学びやすい環境というのを重視して選ぶようにしましょう。
フィリピンで語学留学におすすめの地域
フィリピンで語学留学におすすめの地域といえるのが、セブ島、バギオ、クラークです。リゾート地として人気のセブ島は、語学学校も多く、留学生も多く受け入れています。大きなスーパーマーケットや日本人スタッフによるサポートが受けられる病院もあります。また、年間を通して雨が少ないので、季節を問わず過ごしやすい地域といえます。ルソン島北部の高原都市であるバギオは、バギオ大学をはじめとした教育機関が揃っている地域です。フィリピンの教育都市と呼ばれています。学生の街のため、留学生も多く、勉学にも励みやすい地域です。ナイトマーケットや大小のショッピングモールもあります。
クラークは、1991年までアメリカ空軍の基地があり、リトルカリフォルニアと呼ばれる地域です。他の地域に比べると欧米人が多く、ネイティブスピーカーによる英語が学べます。クラーク経済特区と呼ばれる地域は、セキュリティーも厳しく、警察による取り締まりも行われています。フィリピンの他に地域に比べると治安も良く、犯罪率も低いといわれています。
フィリピンの語学留学に適した時期とは?
語学留学には、繁忙期と閑散期があります。フィリピンの場合、1月~3月と7月~9月は、学生が長期休みに入るため繁忙期になります。4月~6月、10月~12月は、閑散期になるので、学生も少なく、航空券のチケットも安く買えます。例えば、他の留学生との交流をしたいというのであれば、夏休みや春休みといった時期がおすすめです。ただ、静かな環境で学びたいのなら、閑散期の方が過ごしやすいかもしれません。フィリピンでの留学時期に関しては、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
フィリピンへの留学は、勉強しやすい環境で決めよう!
フィリピンで語学留学をする時は滞在時期だけでなく、治安の良さや勉強がしやすい環境というのを重視して選びましょう。特に、バギオやクラークは、フィリピンでも治安がよく、暮らしやすい地域といえます。また、フィリピンに留学したら、語学力を身に付けるためにも、普段の生活でも英語で話すようにしましょう。学校だけでなく、レストランやマーケットで積極的に英語を話してください。