TOEICで800点というと外資系の会社で十分通用し、一般的にかなりの英語能力があると判断されるレベルです。その資格をとるためには英会話スクールなどに通う時間がない人は独学で勉強することになります。独学の場合、数ある教材の中でよく耳にする教材の一つにアルクがあります。アルクとはどのような教材なのか、学習期間、価格や保証、そして実際の評判をみてみましょう。
目次
アルクのTOEIC800点コースの内容
アルクのTOEIC テストの通信講座は目標点数ごとにコースが5つにわかれています。500点~900点まで5コースあり、自分のレベルにあわせて受講できます。教材内容はテキストが5冊、ワードブック&リーダーズが1冊、マンスリーテスト1冊と、ファイナルテストが1冊、CDが15枚(MP3版も選択可)です。
レベル別で5コースあるので下のレベルから順番に受講していき、700点コースを受講し合格した人がうける場合も多いようです。700点前後のレベルの方にそった内容になっています。テキストを1冊終える毎にマンスリーテストがついていて、自分の勉強の成果を確かめることができます。
受講期間や勉強時間、受講価格は?
受講期間の目安は5ヶ月です。一日の勉強時間は50~60分で週5回となっています。週に5日なので、平日に時間がとれない場合には週末にまとめて勉強するなど各自でスケジュール調整ができるのがよいところです。また通勤通学中に教材のCDをきいたり、英単語のワードブックをみることで、すきま時間も効果的に学習できます。
受講価格はCD版が60500円、MP3版が55000円です。クレジットカード(一括・分割払い)・コンビニ後払い・代金引換に対応しています。
全額返金保証がある
アルクの講習で一番の安心ポイントは全額返金保証がついていることです。これは受講修了後にテストを受験して、目標スコアに到達できなかった場合に受講料が全額返金される制度です。つまり内容に自信があるからこそできる制度といえます。また目標達成した方にはお祝い金としてアマゾンギフト券が送られます。実際にテキストにそって勉強をした場合、800点コースに限らず受講したコースの点数を確実にとれるように内容が組まれているので、真面目に取り組んだ方の合格率は高いようです。
TOEIC800点もアルクなら確実にとれる
TOEICテストで800点というとかなり難しいと感じる方もいるでしょう。しかし限られた時間、期間で合格するためにはアルクの教材は無駄がなく効率的です。テキストに沿って計画通りに学習を進めれば合格できる教材であるといえるでしょう。費用が高いと感じるか安いと感じるかはそれぞれでしょうが、目標に到達できなかったら全額返金保証制度があるので安心して受講できるのではないでしょうか。
TOEIC800点を目指すための勉強法は?
これからTOEICの勉強を始めるにあたって、押さえておきたいのが効率的な勉強法です。TOEICは、毎回同じようなパターンの問題がでるのが特徴になっています。問題集を利用して試験の傾向をチェックしておけば、何を学習すべきかが見えてくるかもしれません。ここでは、TOEICで800点を目指すときに攻略すべきポイントを解説していきます。
攻略ポイント1「リスニング力」
TOEIC800点の攻略ポイントの1つ目は、ネイティブの会話がスムーズに聞き取れるように英語の音声に慣れることです。英語のテレビ番組やラジオ放送などを毎日欠かさず聞くようにすると、英語の会話が楽に聞き取れるようになるかもしれません。実のところ、TOEICの設問で起用される会話はさほど難しくはなく、キーポイントになる単語やフレーズが聞き取れれば得点しやすい設問が多いです。ただ、読み上げのスピードが比較的早いことから、内容がしっかりと聞き取れるか否かが重要になってきます。800点を目指すときには、リスニング問題での取りこぼしをできるだけ少なくしましょう。
攻略ポイント2「速読力」
TOEIC800点の攻略ポイントの2つ目は、英語の長文を速く読めるようにすることです。TOEICでは、試験の後半部分に複数の長文読解問題が出題されます。英検などのほかの英語の試験と比べて、設問の数、英文の量が多いのがTOEICの長文読解問題の特徴です。このような問題を解きこなすためには、短い時間で英語を読み解くスキルが求められます。重要な部分を的確に理解できるような速読力を身に付けることが、長文読解問題で得点数を増やすコツです。英字新聞や英語の雑誌を読むのを毎日の日課にしたり、興味がある小説のペーパーバック版などを何冊か読破したりすると、知らない間に速読力が身に付く可能性があります。
攻略ポイント3「基礎的な文法力と構文力」
3つ目のTOEIC800点の攻略ポイントは、基礎的な文法や構文をしっかりと学習しておくことです。TOEICでは、リスニング問題の後に文法力や構文力を問う設問が出題されます。大学受験レベルの英語力があれば解ける問題が多いですが、社会人の場合は以前に学習した文法、構文のルールをすでに忘れている可能性があります。かなり細かいルールが問われる設問もあるため、問題集などを利用していろいろなパターンの問題に慣れておきましょう。TOEIC専用の文法問題集を利用するのも、よい勉強法になるでしょう。文法や構文の知識はリスニング問題や長文読解問題を解く際にも求められるため、盤石な力をつけておくことが800点をクリアするためのコツです。
問題のパターンをチェックしてスピーディーに回答できるようにしよう
TOEICは、スピードが求められる試験です。英語力があっても、問題のパターンに慣れていないと回答に戸惑う恐れがでてきます。勉強をするときには、TOEICの模擬試験が掲載されている問題集などを利用して、スピーディーに回答できるように準備をしておきましょう。時間配分などをあらかじめ考えておけば、精神的なゆとりをもって試験に臨めます。