英語を読むのは簡単だけど、「話すのが難しい」と思っている人は結構多いです。英語には日本語にはない音が沢山あり、慣れていない人は舌が回らず、何を言っているのか相手に伝わりにくくなってしまうことがあります。しかし、舌が回らなくても回数を重ねることで音読は上手くなっていきます。今回は英語がスラスラと話せるように、英語の音読で舌が回らない時の対処法3選を紹介しましょう。
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できるだけゆっくり話す
ハイスピードでリズミカルにテンポ良く英語が音読できればカッコいいですが、慣れていないとなかなか舌がついていかないこともあります。早口で話そうとするほど英語を正確に発音するのが難しくなり、ろれつが回らなくなってしまうでしょう。舌が回らないように正しく英語を発音するためには、焦らず丁寧に、できるだけゆっくりと英語を音読していくことが大切です。自分ではイケると思っても、実際に声に出して英語を話すのは難しいものです。最初のうちは英語をゆっくり、そして最後の一文字まではっきりと発音し、スラスラと読めるようになったらならば徐々にスピードを上げて音読をするようにしてみましょう。
何度も繰り返す
一度音読しただけで英語を完璧に発音するというのは難しいです。どんなことでも、上手くなるためには何回も練習が必要です。スポーツでも勉強でも、何回も繰り返すことにより徐々に上達していきます。音読という声を出す行為もこれらと全く同じで、何回も繰り返すうちに舌が回るようになっていき、英語の発音が上手になっていくでしょう。「正しく発音できない」「舌が回らない」という場合は、何回も練習を重ね、頭だけでなく身体に覚えさせる必要があります。
シャドーイングする
シャドーイングとはCD音声などの英語をきいた後に、それを真似して音読する通訳訓練法のことです。シャドーイングをすることで、発音やイントネーション、音の強弱や英語のリズムなどを改善し、より伝わりやすい英語を目指すことができます。英語は日本語と音の出し方が根本的に違う所がいくつかあり、舌や口の使い方を状況に合わせて変える必要があります。舌が回るように、正確に発音できるようになるために、シャドーイングを取り入れていきましょう。
スムーズに音読ができるようになるためには練習が大切
英語を流暢に話している人を見ると、「あの人はすごい」と思うかもしれません。しかし、英語というのは最初は誰でも話せない状態から繰り返し練習し、徐々に話せるようになるものです。英語に才能はあまり関係なく、音読の時に舌が回らなくなってしまうのは、単なる練習不足が原因になっていることも少なくありません。初めは誰でも上手く行かないものなので、舌が回らなくても焦らず、少しずつ上達させていきましょう。