英語の勉強をするときに、右脳を使った方法が合っている人もいます。右脳は感覚的なものを司る脳ですので、暗記が必要となる英語ではあまり重視されてきませんでした。しかし、右脳を上手く活用すると、感覚や聴覚などを使って英語を学習することができるのです。ここではそんな右脳を使った英語の勉強方法を解説していきます。
目次
右脳で英語を勉強する
右脳の英語を学習するときには視覚、聴覚、感覚などの五感をフルに活用することが大事です。英語を潜在記憶に刷り込むことによって、英語力が向上するのです。例えば、字幕なしの映画を見たとします。最初は何と言っているのか分かりません。それが2回目に見ると、何となく言っていることが分かる気がします。俳優の表情やシチュエーションなどで、ストーリーが何となく把握できるようになるでしょう。同じように繰り返していくと、怒った人が話している言葉は○○だったなど、場面と言葉が繋がってきます。映画の途中で話している言葉を真似ると、しゃべっている発音が分かりやすくなります。
英語をシャドーイングできるようになったら、表情やしぐさも合わせて覚えましょう。五感をフルに使って出てくる英語を丸暗記するのです。ここまでできれば、映画1本分の語彙力ができていることになります。英語を話すときの感情や使い方を、演劇をするように覚えているわけですから、忘れられないものになるでしょう。また、五感を使った英語の勉強方法として、ダンスをしながら英語で歌うという方法も有効です。体を動かしていると、感覚が刺激されて覚えやすくなります。視覚や聴覚も刺激しているので、覚えるスピードは早いでしょう。
効果的に学習するコツ
右脳で効果的に学習するときのコツはアウトプットをすることです。アウトプットには右脳を使うものと左脳を使うものがあります。右脳のアウトプットは学んだ英語を自分の言葉として話すことです。実践でそのまま話すことで、自分の英語として活用できるようになります。また、左脳を使ったアウトプットは一度立ち止まって、意味を調べることです。右脳はすでに映画で出てきた語彙を記憶していますので、それを補完する形で意味を与えます。そうなれば、英語の意味が分かるようになるでしょう。アウトプットは右脳と左脳の両方で行うことが大事です。
右脳を使った英語の学習方法のまとめ
右脳を使って英語を勉強するなら、五感をすべて活用しましょう。視覚、聴覚、感覚などを上手く利用すると、記憶しやすいです。その上で話している英語などを、丸々覚えることができるのでたくさんの語彙を得ることができるでしょう。さらに、アウトプットすることで脳に学んだ英語を刻むことができます。右脳で学習するなら、勉強方法を学んでから始めることが大事です。